認知症リスク低減の新組織に「追い風」
期待の「アデュヘルム」がついに米国承認
2021年6月15日号
4月に『40代からの認知症リスク低減機構』という団体が設立された。認知症の早期発見とその予防の啓発を目的にした団体である。メンバーには順天堂大学名誉教授の新井平伊「アルツクリニック東京」院長を代表世話人に、広川慶裕「ひろかわクリニック」院長、名古屋大学の道川誠教授、内門大丈「湘南いなほクリニック」院長、「国立長寿医療研究センター」の佐治直樹副センター長など、錚々たる認知症治療の専門家たちが加わっている。
新型コロナウイルス禍で、不要な外出は控えるように要請され、「家に閉じ籠る生活が続き、うつ病と認知症患者が増えている」なんていわれている最中だ。「会社に行かず、家に籠って朝から晩まで夫婦でにらめっこをしていれば、認知症にもなる」なんて言ってはいけない。日本は世界一の超高齢化が進み、25年には65歳以上の高齢者の5人に1人が認知症にな...
4月に『40代からの認知症リスク低減機構』という団体が設立された。認知症の早期発見とその予防の啓発を目的にした団体である。メンバーには順天堂大学名誉教授の新井平伊「アルツクリニック東京」院長を代表世話人に、広川慶裕「ひろかわクリニック」院長、名古屋大学の道川誠教授、内門大丈「湘南いなほクリニック」院長、「国立長寿医療研究センター」の佐治直樹副センター長など、錚々たる認知症治療の専門家たちが加わっている。
新型コロナウイルス禍で、不要な外出は控えるように要請され、「家に閉じ籠る生活が続き、うつ病と認知症患者が増えている」なんていわれている最中だ。「会社に行かず、家に籠って朝から晩まで夫婦でにらめっこをしていれば、認知症にもなる」なんて言ってはいけない。日本は世界一の超高齢化が進み、25年には65歳以上の高齢者の5人に1人が認知症になると
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