医薬経済オンライン

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承認後こそ「正念場」認知症新薬

市場はポテンシャルに期待大

2021年6月15日号

 当該企業のみならず、認知症治療薬の開発を夢見てきた医薬品企業にとって、ようやく春が訪れたといったところだろうか。  米国食品医薬品庁(FDA)は6月7日、米バイオジェンとエーザイが共同開発した疾患修飾型アルツハイマー型認知症治療薬「アデュカヌマブ」を承認した。アルツハイマー病関連では02~03年以来、疾患原因に働きかける初めての新薬で、治癒するものではないが健忘症、初期の疾患状態の認識力減退を遅らせる効果がある。有効性に対する結果を報告した2つの第Ⅲ相試験に基づく判断である。FDAは認識力後退にブレーキをかける効果に加えて、脳内のアミロイドプラークの蓄積を減らせる力を評価した。承認投与量で認識力減退を22%遅らせる報告がある。78週段階でプラークを30%ほど減らす。  ただ、FDAは新たな試験による有効性の証明を最終的な公式承認の条件に...  当該企業のみならず、認知症治療薬の開発を夢見てきた医薬品企業にとって、ようやく春が訪れたといったところだろうか。  米国食品医薬品庁(FDA)は6月7日、米バイオジェンとエーザイが共同開発した疾患修飾型アルツハイマー型認知症治療薬「アデュカヌマブ」を承認した。アルツハイマー病関連では02~03年以来、疾患原因に働きかける初めての新薬で、治癒するものではないが健忘症、初期の疾患状態の認識力減退を遅らせる効果がある。有効性に対する結果を報告した2つの第Ⅲ相試験に基づく判断である。FDAは認識力後退にブレーキをかける効果に加えて、脳内のアミロイドプラークの蓄積を減らせる力を評価した。承認投与量で認識力減退を22%遅らせる報告がある。78週段階でプラークを30%ほど減らす。  ただ、FDAは新たな試験による有効性の証明を最終的な公式承認の条件にも

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