医薬経済オンライン

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ドクターかでいの医療の裏技

職域接種

第1回

かでい伝次郎

2021年6月15日号

 読者の皆さん、お久しぶりです。世情モノ申したきことは数あれど、野暮用で落ち着いてモノを書く余裕がなく、ご無沙汰しておりました。以降、不定期ですが、そのときどきの時事的な話題を取り上げますので、よろしくお願いします。  さて、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の第4波のさなか、河野太郎行政改革担当相がこの5月、いきなり「職域接種」を言い出した。新型コロナワクチンは、日本では医療従事者への接種に始まり、高齢者への接種が進んでいるが、広く地域住民への接種を行う前に、先行して企業や大学で社員や教授・学生たちに新型コロナワクチンを打とうというのである。  すでに河野氏は就任直後の昨年10月、テレビ番組で、産業医の常駐義務について「外せるものは全部外したい」と語っている。これは新型コロナ流行により、テレワークが推進されていることや、氏...  読者の皆さん、お久しぶりです。世情モノ申したきことは数あれど、野暮用で落ち着いてモノを書く余裕がなく、ご無沙汰しておりました。以降、不定期ですが、そのときどきの時事的な話題を取り上げますので、よろしくお願いします。  さて、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の第4波のさなか、河野太郎行政改革担当相がこの5月、いきなり「職域接種」を言い出した。新型コロナワクチンは、日本では医療従事者への接種に始まり、高齢者への接種が進んでいるが、広く地域住民への接種を行う前に、先行して企業や大学で社員や教授・学生たちに新型コロナワクチンを打とうというのである。  すでに河野氏は就任直後の昨年10月、テレビ番組で、産業医の常駐義務について「外せるものは全部外したい」と語っている。これは新型コロナ流行により、テレワークが推進されていることや、氏自

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