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Pharmacoeconomics ━療法の価値━

多発性骨髄腫のCAR-T療法―有効だが高い

第76回 万策つきた患者のBCMA標的細胞療法

2021年6月15日号

▽FDA承認された細胞療法idel-celは末期の多発性骨髄腫の救いになるが、価格が合理的でない ▽しかし年内デビューが見込まれる2番手cilta-celはパフォーマンスを改善するかもしれない ▽1回の治療がアピールされるCAR-Tだが、骨髄腫療法は22%が再治療を受ける想定を採った 【出典】 Institute for Clinical and Economic Review(ICER), Anti B-cell maturation antigen CAR T-cell and antibody drug conjugate therapy for heavily pre-treated relapsed and refractory multiple myeloma, Final Report, 2021年5月11日, Prepared for MIDWEST CEPAC (Comparative Effectiveness Public Advisory Council)  多発性骨髄腫医療が体現してきた最近10年のエキサイティングな展開は、CAR-T療法「ide-cel」の到来で熱気を加えた。B細胞成熟抗原(BCMA)を標的とするFDA(米国食品医薬品局)によ... ▽FDA承認された細胞療法idel-celは末期の多発性骨髄腫の救いになるが、価格が合理的でない ▽しかし年内デビューが見込まれる2番手cilta-celはパフォーマンスを改善するかもしれない ▽1回の治療がアピールされるCAR-Tだが、骨髄腫療法は22%が再治療を受ける想定を採った 【出典】 Institute for Clinical and Economic Review(ICER), Anti B-cell maturation antigen CAR T-cell and antibody drug conjugate therapy for heavily pre-treated relapsed and refractory multiple myeloma, Final Report, 2021年5月11日, Prepared for MIDWEST CEPAC (Comparative Effectiveness Public Advisory Council)  多発性骨髄腫医療が体現してきた最近10年のエキサイティングな展開は、CAR-T療法「ide-cel」の到来で熱気を加えた。B細胞成熟抗原(BCMA)を標的とするFDA(米国食品医薬品局)による

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