メンツ掛けた与党調整は「風前の灯」
骨抜きされた「骨太」、策定の舞台裏
2021年7月1日号
じわじわと蒸し暑くなり、今年も「骨太」の季節がやってきた。
骨太と言っても、カルシウムを配合した乳飲料や犬のおやつではない。「経済財政運営と改革の基本方針」、通称「骨太方針」は、政府の予算編成の方向性を決定付ける、重要な閣議決定文書だ。
この骨太に沿って、各省庁の予算配分や施策も決まっていく。だから政治家にとっては、支援を受ける業界の意向を、少しでも骨太に反映させられるかどうかに「メンツ」がかかっている。
そんな一言一句に拘る泥臭い調整過程は、永田町の1年間におけるハイライトのひとつだ。
「曖昧」尽くし
議論の火蓋が切られたのは、6月9日の経済財政諮問会議。政府から「骨太方針2021」の原案が公表された。これをたたき台に、与党と政府の間で、閣議決定をめざした調整作業が始まる。
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じわじわと蒸し暑くなり、今年も「骨太」の季節がやってきた。
骨太と言っても、カルシウムを配合した乳飲料や犬のおやつではない。「経済財政運営と改革の基本方針」、通称「骨太方針」は、政府の予算編成の方向性を決定付ける、重要な閣議決定文書だ。
この骨太に沿って、各省庁の予算配分や施策も決まっていく。だから政治家にとっては、支援を受ける業界の意向を、少しでも骨太に反映させられるかどうかに「メンツ」がかかっている。
そんな一言一句に拘る泥臭い調整過程は、永田町の1年間におけるハイライトのひとつだ。
「曖昧」尽くし
議論の火蓋が切られたのは、6月9日の経済財政諮問会議。政府から「骨太方針2021」の原案が公表された。これをたたき台に、与党と政府の間で、閣議決定をめざした調整作業が始まる。
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