医薬経済オンライン

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流動するMRの明日ー医療現場が必要としたくなる対応力ー

木村情報技術 コンサナリスト 川越満氏 × 薬剤師 A.M.C代表取締役 三上彰貴子氏

2021年7月1日号

MRの明日に注目が集まっているが、MRには逆風が吹き続けているのが現状だ。果たしてMRは医療現場に欠かせない人材なのだろうか。今回『呼ばれるMR大全〜MRを天職にする44のアクション』の著者で一線級の提言を続けてきた両氏に存分に語ってもらった。 ―― 医薬品業界では数年前よりMR不要論が台頭しています。さらに新型コロナウイルス禍でリモートワークを余儀なくされ、不要論に拍車がかかっているのではとMRは不安に感じています。 川越満氏 川越 まず日本にはMRが必要です。それには5つの理由があります。第1は医師が働き過ぎること。医薬品を選択し、処方するための吟味の時間がない。第2は薬剤師が本来の仕事をしていないこと。医師の処方どおりに調剤するだけです。ただ、最近は診療報酬改定で(病棟薬剤業務実施加算などの)点数がついている... MRの明日に注目が集まっているが、MRには逆風が吹き続けているのが現状だ。果たしてMRは医療現場に欠かせない人材なのだろうか。今回『呼ばれるMR大全〜MRを天職にする44のアクション』の著者で一線級の提言を続けてきた両氏に存分に語ってもらった。 ―― 医薬品業界では数年前よりMR不要論が台頭しています。さらに新型コロナウイルス禍でリモートワークを余儀なくされ、不要論に拍車がかかっているのではとMRは不安に感じています。 川越満氏 川越 まず日本にはMRが必要です。それには5つの理由があります。第1は医師が働き過ぎること。医薬品を選択し、処方するための吟味の時間がない。第2は薬剤師が本来の仕事をしていないこと。医師の処方どおりに調剤するだけです。ただ、最近は診療報酬改定で(病棟薬剤業務実施加算などの)点数がついているの

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