２週間の入院、患者として思うこと

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２週間の入院、患者として思うこと

2021年7月1日号

　2週間の入院を体験した。原因は「下肢静脈瘤」だ。近医を受診したところ、都内大学病院の「心臓血管外科」への紹介状を書いていただいた。その後、病院に電話連絡して予約を入れたが、診察日が1週間も後になった。7日間は近医から処方された痛みを抑える漢方薬「芍薬甘草湯」を服薬した。市販のシップ薬も購入して使ったが、一向に痛みは治まらず、腫れもひどくなるばかり。ついには杖をついて室内だけを移動する状態になった。　この無為に過ごしたとも言える1週間に、適切な治療を行っていれば、その後の経過は違ったものになったのではないかと、いまになって思うことがある。　大学病院の「心臓血管外科」の診察の結果、抗血小板薬「バイアスピリン」、消炎鎮痛剤「ロキソプロフェンNa」とシップ剤「ロキソプロフェンNaテープ」の処方を受け、外来での治療が始まった。5... 　2週間の入院を体験した。原因は「下肢静脈瘤」だ。近医を受診したところ、都内大学病院の「心臓血管外科」への紹介状を書いていただいた。その後、病院に電話連絡して予約を入れたが、診察日が1週間も後になった。7日間は近医から処方された痛みを抑える漢方薬「芍薬甘草湯」を服薬した。市販のシップ薬も購入して使ったが、一向に痛みは治まらず、腫れもひどくなるばかり。ついには杖をついて室内だけを移動する状態になった。　この無為に過ごしたとも言える1週間に、適切な治療を行っていれば、その後の経過は違ったものになったのではないかと、いまになって思うことがある。　大学病院の「心臓血管外科」の診察の結果、抗血小板薬「バイアスピリン」、消炎鎮痛剤「ロキソプロフェンNa」とシップ剤「ロキソプロフェンNaテープ」の処方を受け、外来での治療が始まった。5日

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