INTERVIEW
MRのリアル活動、「新規処方」と「切り替え」に不可欠
インタビュー・協和キリン執行役員営業本部長 曽根川寛
2021年7月15日号
──新型コロナウイルス禍という予想外の事態が続いています。この間の営業活動はいかがでしたか。
曽根川 従来の訪問規制にコロナ禍による訪問規制が加わり、さらに我々も医療機関への感染防止対策を考えながら活動せざるを得ませんでしたので、MRの稼働がかなり落ち、とくに第1波と言われた20年4~5月はほぼ活動できない状態に陥りました。
最近の活動報告を見ると、全体ではコロナ禍以前の約8割まで戻ってきています。もっとも内訳では、開業医でコロナ禍以前までほぼ回復してきている一方、病院とりわけ基幹病院では訪問規制やコロナ診療対応なども影響し、以前の半分にも届かない活動水準です。
──MR活動の中身はどのように変化してきていますか。
曽根川 MRと医師との接点は狭まり、会えなくなった医師もいますし、会える医師でも...
──新型コロナウイルス禍という予想外の事態が続いています。この間の営業活動はいかがでしたか。
曽根川 従来の訪問規制にコロナ禍による訪問規制が加わり、さらに我々も医療機関への感染防止対策を考えながら活動せざるを得ませんでしたので、MRの稼働がかなり落ち、とくに第1波と言われた20年4~5月はほぼ活動できない状態に陥りました。
最近の活動報告を見ると、全体ではコロナ禍以前の約8割まで戻ってきています。もっとも内訳では、開業医でコロナ禍以前までほぼ回復してきている一方、病院とりわけ基幹病院では訪問規制やコロナ診療対応なども影響し、以前の半分にも届かない活動水準です。
──MR活動の中身はどのように変化してきていますか。
曽根川 MRと医師との接点は狭まり、会えなくなった医師もいますし、会える医師でも面
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