医薬経済オンライン

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鳥集徹の口に苦い話〜媚びないジャーナリストの劇薬処方箋〜

医療従事者の「接種義務化」 健康や生活を守れるのか

第138回

鳥集徹

2021年7月15日号

「ワクチンを打たない医療従事者は不届きものだ」キャンペーンでも始まったのだろうか。  著名な感染症専門医で、この7月、大阪大学大学院医学系研究科感染制御学教授に就任した忽那賢志医師がヤフージャパン・ニュースに7月4日、「医療従事者は患者さんの健康を害してまで(筆者注・ワクチンを接種しないという)自分の主張を貫くべきではない」(アレルギーなど医学的な理由でワクチンを接種できない医療従事者は別)との記事を投稿した(「医療従事者は新型コロナワクチン接種を義務とすべきか」)。  また、熱心なワクチン推進派で、小説家の知念実希人医師も同じ日に、「本当は『ワクチンハラスメント』というものは、患者さんや介護施設の利用者が『ワクチン接種を拒否するスタッフに担当され、新型コロナ感染の命を落とすリスクにさらされること』だと思います」とツイ... 「ワクチンを打たない医療従事者は不届きものだ」キャンペーンでも始まったのだろうか。  著名な感染症専門医で、この7月、大阪大学大学院医学系研究科感染制御学教授に就任した忽那賢志医師がヤフージャパン・ニュースに7月4日、「医療従事者は患者さんの健康を害してまで(筆者注・ワクチンを接種しないという)自分の主張を貫くべきではない」(アレルギーなど医学的な理由でワクチンを接種できない医療従事者は別)との記事を投稿した(「医療従事者は新型コロナワクチン接種を義務とすべきか」)。  また、熱心なワクチン推進派で、小説家の知念実希人医師も同じ日に、「本当は『ワクチンハラスメント』というものは、患者さんや介護施設の利用者が『ワクチン接種を拒否するスタッフに担当され、新型コロナ感染の命を落とすリスクにさらされること』だと思います」とツイッ

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