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2021年7月15日号

mRNAワクチン、世界各国で研究進む  mRNA技術を用いたワクチン開発が活気に満ちている。新型コロナウイルスの流行を契機に20年に初めて上市されたmRNAワクチンであるが、その歴史はすでに00年代初頭から始まっており、長く効果と安全性が期待されてきていた。この技術は新型コロナだけでなく、HIVやがん、自己免疫疾患、エボラ出血熱、ジカウイルス、狂犬病、サイトメガロウイルス、RSウイルス感染症、マラリア、結核、ダニ感染症などへの応用が期待できるため、多くの研究者の関心を集めている。  仏サノフィはmRNAワクチンの開発に新たに年間4億ユーロを投資することを明らかにした。昨年提携した米トランスレート・バイオとの共同研究を拡大する。サノフィはフランスと米国にmRNA中核研究拠点を設置して400人を雇用する計画で、25年までには少なくとも6品目を臨床候補品の研究を開始できる... mRNAワクチン、世界各国で研究進む  mRNA技術を用いたワクチン開発が活気に満ちている。新型コロナウイルスの流行を契機に20年に初めて上市されたmRNAワクチンであるが、その歴史はすでに00年代初頭から始まっており、長く効果と安全性が期待されてきていた。この技術は新型コロナだけでなく、HIVやがん、自己免疫疾患、エボラ出血熱、ジカウイルス、狂犬病、サイトメガロウイルス、RSウイルス感染症、マラリア、結核、ダニ感染症などへの応用が期待できるため、多くの研究者の関心を集めている。  仏サノフィはmRNAワクチンの開発に新たに年間4億ユーロを投資することを明らかにした。昨年提携した米トランスレート・バイオとの共同研究を拡大する。サノフィはフランスと米国にmRNA中核研究拠点を設置して400人を雇用する計画で、25年までには少なくとも6品目を臨床候補品の研究を開始できると

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