来年の「審判の日」に身構える中堅製薬
東証の市場再編で悲喜交々
2021年9月1日号
プライムとスタンダードでは天と地の差か?
「ウチはぎりぎりセーフでしたが、お宅はどうですか」
「いやぁ。ひとつだけ引っかかりましてね、上のほうで鳩首協議していますよ」
最近、上場企業の総務部の幹部同士の会話で、こんな話題が飛び交うという。猛威を振るっている新型コロナウイルス感染症の話ではない。東京証券取引所の市場区分再編である。東証は増え過ぎてしまった1部の上場企業数を整理するため、現在の1部、2部、ジャスダック、マザーズの4市場を最上位の「プライム」、2部に相当する「スタンダード」、ベンチャー向けの「グロース」の3つに再編する。実施は22年4月だが、先頃、東証は全上場企業に上場維持基準をクリアしてプライム市場に残留できるか、それとも、どこが基準に適合していないかを示した通知を送った。
発表では...
プライムとスタンダードでは天と地の差か?
「ウチはぎりぎりセーフでしたが、お宅はどうですか」
「いやぁ。ひとつだけ引っかかりましてね、上のほうで鳩首協議していますよ」
最近、上場企業の総務部の幹部同士の会話で、こんな話題が飛び交うという。猛威を振るっている新型コロナウイルス感染症の話ではない。東京証券取引所の市場区分再編である。東証は増え過ぎてしまった1部の上場企業数を整理するため、現在の1部、2部、ジャスダック、マザーズの4市場を最上位の「プライム」、2部に相当する「スタンダード」、ベンチャー向けの「グロース」の3つに再編する。実施は22年4月だが、先頃、東証は全上場企業に上場維持基準をクリアしてプライム市場に残留できるか、それとも、どこが基準に適合していないかを示した通知を送った。
発表では1部
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