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ニュースダイジェスト(JAPAN)

8月11日~8月26日(JAPAN)

2021年9月1日号

腎性貧血薬で違反疑い多発  厚生労働省は8月18日、医療用医薬品に関する「販売情報提供活動監視事業」(広告活動監視モニター事業)の21年度報告書を公表した。「腎性貧血治療薬」の先発品で広告違反の疑いが最も多く見られた。具体的には、試験結果に基づくデータがないにもかかわらず「薬理作用の違い」だけを根拠に、ほかの同種同効薬よりも優れているとの説明をした事例があった。「国内臨床試験で副作用が認められていない」ことだけを強調し、他剤と比べて安全と説明した事例もあった。モニター調査は、20年度中の8ヵ月間に実施。腎性貧血薬以外では、報告数が多い順に「抗精神病薬」「抗リウマチ薬」「抗がん剤」などで違反疑いがあった。 久光製薬が行政処分  久光製薬は8月12日、鳥栖工場で製造する外用消炎鎮痛剤「サロンパスホット」について、規格不適合のタール色素を手順書か... 腎性貧血薬で違反疑い多発  厚生労働省は8月18日、医療用医薬品に関する「販売情報提供活動監視事業」(広告活動監視モニター事業)の21年度報告書を公表した。「腎性貧血治療薬」の先発品で広告違反の疑いが最も多く見られた。具体的には、試験結果に基づくデータがないにもかかわらず「薬理作用の違い」だけを根拠に、ほかの同種同効薬よりも優れているとの説明をした事例があった。「国内臨床試験で副作用が認められていない」ことだけを強調し、他剤と比べて安全と説明した事例もあった。モニター調査は、20年度中の8ヵ月間に実施。腎性貧血薬以外では、報告数が多い順に「抗精神病薬」「抗リウマチ薬」「抗がん剤」などで違反疑いがあった。 久光製薬が行政処分  久光製薬は8月12日、鳥栖工場で製造する外用消炎鎮痛剤「サロンパスホット」について、規格不適合のタール色素を手順書から

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