医薬経済オンライン

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医療を変える「訪問薬剤師」その意義

肌で感じるポリファーマシーの危険性

第1回

尾久田 佳明

2021年9月15日号

 私は在宅医療に携わる訪問薬剤師だ。患者の自宅に出向いて薬の管理方法・残薬整理・その人に適した医薬品の提案・他職種連携と、患者の病状や体調を薬の面からサポートし、より安心した生活が送れるようにと日々奮闘して5年が経とうとしている。  実は初めから在宅医療に興味があったわけではない。大学卒業後は、チーム医療の一員として、患者や医師・看護師など他職種の役に立ちたい一心で、某大学病院に就職した。1年目から一般病棟業務を任され、4年目から救命救急センターと集中治療室の担当として勤務した。病院薬剤師として医療の最先端業務と他職種連携に約8年間、身を投じることになった。 患者の「退院後」が気になって  病院では、会議やカンファレンスに参加するうちに医師や看護師から頼られるようになり、当初の望みどおり、チーム医療の一員とし...  私は在宅医療に携わる訪問薬剤師だ。患者の自宅に出向いて薬の管理方法・残薬整理・その人に適した医薬品の提案・他職種連携と、患者の病状や体調を薬の面からサポートし、より安心した生活が送れるようにと日々奮闘して5年が経とうとしている。  実は初めから在宅医療に興味があったわけではない。大学卒業後は、チーム医療の一員として、患者や医師・看護師など他職種の役に立ちたい一心で、某大学病院に就職した。1年目から一般病棟業務を任され、4年目から救命救急センターと集中治療室の担当として勤務した。病院薬剤師として医療の最先端業務と他職種連携に約8年間、身を投じることになった。 患者の「退院後」が気になって  病院では、会議やカンファレンスに参加するうちに医師や看護師から頼られるようになり、当初の望みどおり、チーム医療の一員として

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