医薬経済オンライン

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医療を変える「訪問薬剤師」その意義

薬剤師にしかできないこと

第2回 ビラと情報誌作成の苦労から得た価値

尾久田 佳明

2021年10月1日号

 皆さんは、在宅患者に対して薬剤師は何ができるか考えたことはあるだろうか。調剤薬局の広告に「お薬をお届けいたします」や「薬の管理をサポートします」などが書かれているのをよく目にするが、これを見た世間がもつ薬剤師のイメージはいったいどんなものか。恐らく「お薬をお届けしてくれる人」とか「困ったときに薬の相談にのってくれる人」といったところだろう。もちろん大切な業務ではあるが、ほかに代替がきく業務だと思う。ではいったい、薬剤師にしかできない、専門性の高い業務とは何だろうか。私自身、それはもっと別のところにあると考えているが、いまだにその答えが明確に表現できないままでいる。  皆さんは、在宅患者に対して薬剤師は何ができるか考えたことはあるだろうか。調剤薬局の広告に「お薬をお届けいたします」や「薬の管理をサポートします」などが書かれているのをよく目にするが、これを見た世間がもつ薬剤師のイメージはいったいどんなものか。恐らく「お薬をお届けしてくれる人」とか「困ったときに薬の相談にのってくれる人」といったところだろう。もちろん大切な業務ではあるが、ほかに代替がきく業務だと思う。ではいったい、薬剤師にしかできない、専門性の高い業務とは何だろうか。私自身、それはもっと別のところにあると考えているが、いまだにその答えが明確に表現できないままでいる。

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