ヘルスケア×トレンド 持続可能性を探る
コロナ収束後に医師が求める面談方式は
ヘルスケア×トレンド 持続可能性を探る22
エス・マックス株式会社 ディレクター 薬剤師 三上彰貴子
2021年10月1日号
秋の学会の季節になった。医師向けの学会を視聴する機会があり、ランチョンセミナーをいくつか見て考えさせられた。メーカー主催のため承認前の薬剤や治療法などは伝えられないこともあり、医師がつくったと思われるスライドは、タイトル以外すべて“黒塗り”状態のページが散見された。
現時点で研究・開発段階で近未来にどのような新しい治療法が出る可能性があるのかという紹介や、メーカーによっては海外で使われている治療法(日本未承認)なども厳しく“黒塗り”されたスライドを見ると、領域によっては最先端の治療状況が伝えられず、医師にとって少し物足りないセミナー内容になっているように感じた。
これはメーカーの自主基準もあるのだろうが、非常に厳しくスライドを制限している会社もあれば、まだ開発段階であっても普通に医師が講演内で紹介しているメーカー...
秋の学会の季節になった。医師向けの学会を視聴する機会があり、ランチョンセミナーをいくつか見て考えさせられた。メーカー主催のため承認前の薬剤や治療法などは伝えられないこともあり、医師がつくったと思われるスライドは、タイトル以外すべて“黒塗り”状態のページが散見された。
現時点で研究・開発段階で近未来にどのような新しい治療法が出る可能性があるのかという紹介や、メーカーによっては海外で使われている治療法(日本未承認)なども厳しく“黒塗り”されたスライドを見ると、領域によっては最先端の治療状況が伝えられず、医師にとって少し物足りないセミナー内容になっているように感じた。
これはメーカーの自主基準もあるのだろうが、非常に厳しくスライドを制限している会社もあれば、まだ開発段階であっても普通に医師が講演内で紹介しているメーカー主催
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