医薬経済オンライン

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激動の時代の製薬企業 その戦略と事業価値

ダイト 独自のビジネスモデルを推進

経営資源の生産集中が武器に

2021年10月1日号

構造改革が実を結んでいる  ダイトは独自のビジネスモデルを展開している異色の企業である。後発品の原薬から製剤までの自社生産、他社からの受託生産を含め、経営資源を医薬品製造に集中する事業戦略が特徴だ。  販売先は製薬企業にほぼ限定されている。顧客は国内の大手・中堅の新薬企業から、後発品専業、OTC薬、外資系など国内の製薬企業に海外企業を含めた企業群だ。出発点が商社だったことから、原薬・製剤の取引関係のなかで品質の信頼性を基盤にした独自のネットワークを構築しており、これを通じた仕入れ販売を行う商社機能もある。製薬企業の幅広いニーズに対応できる体制となっている。  事業特性の最大の武器は、顧客を製薬企業に限定しているため、経営資源を医薬品製造に集中でき、設備投資、研究開発投資、人的資源投資で資源投入の効率性を... 構造改革が実を結んでいる  ダイトは独自のビジネスモデルを展開している異色の企業である。後発品の原薬から製剤までの自社生産、他社からの受託生産を含め、経営資源を医薬品製造に集中する事業戦略が特徴だ。  販売先は製薬企業にほぼ限定されている。顧客は国内の大手・中堅の新薬企業から、後発品専業、OTC薬、外資系など国内の製薬企業に海外企業を含めた企業群だ。出発点が商社だったことから、原薬・製剤の取引関係のなかで品質の信頼性を基盤にした独自のネットワークを構築しており、これを通じた仕入れ販売を行う商社機能もある。製薬企業の幅広いニーズに対応できる体制となっている。  事業特性の最大の武器は、顧客を製薬企業に限定しているため、経営資源を医薬品製造に集中でき、設備投資、研究開発投資、人的資源投資で資源投入の効率性を高め

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