医薬経済オンライン

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背伸びする「ニプロ」にこれだけの懸念

気付けば時価総額でテルモに引き離される

2021年10月15日号

 小誌18年8月1日号で、この会社を「医療のダイソー」と例えたのをご記憶であろうか。いわゆる大手製薬企業やハイエンドな医療機器メーカーによる営みと品揃えを、仮に「医療のデパート」と称するならば、この会社、すなわちニプロは「100円ショップ」のビジネスモデルと同じく、「良品廉価」といった基本コンセプトのもと、精力的な新製品開発と汎用量産技術をテコに業容を拡大してきた企業だと紹介した。  ダイソーとのアナロジーを続けさせてもらえれば、近年はデフレ(保険償還価格の引き下げ)に抗する注目企業の代表格という評に飽き足らず、それこそ百貨店や総合スーパーがメインの陳列棚に並べたがる画期的な新製品の自社開発と販売にも色気を見せている点も類似する。さらに言えば、沿革も妙に似た傾向がある。  ニプロは周知のとおり、12年に亡くなっ...  小誌18年8月1日号で、この会社を「医療のダイソー」と例えたのをご記憶であろうか。いわゆる大手製薬企業やハイエンドな医療機器メーカーによる営みと品揃えを、仮に「医療のデパート」と称するならば、この会社、すなわちニプロは「100円ショップ」のビジネスモデルと同じく、「良品廉価」といった基本コンセプトのもと、精力的な新製品開発と汎用量産技術をテコに業容を拡大してきた企業だと紹介した。  ダイソーとのアナロジーを続けさせてもらえれば、近年はデフレ(保険償還価格の引き下げ)に抗する注目企業の代表格という評に飽き足らず、それこそ百貨店や総合スーパーがメインの陳列棚に並べたがる画期的な新製品の自社開発と販売にも色気を見せている点も類似する。さらに言えば、沿革も妙に似た傾向がある。  ニプロは周知のとおり、12年に亡くなった創

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