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2021年10月15日号

開発が「順調」な経口COVID-19治療薬  新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックが宣言されて2年近く。世界各国のワクチン接種率が徐々に上昇するなかで、有望なCOVID-19治療薬開発のニュースも聞かれるようになってきた。ワクチン接種後もブレークスルー感染を起こす現在、感染しても重症化や死亡リスクを抑える新薬が登場すれば、生活が急速に以前の状態に戻るという大きな期待がある。  米国で承認済みの抗ウイルス薬は「レムデシビル」(ギリアド・サイエンシズ)のみ。有効性には議論の余地があるものの、ほかに選択肢がないことから今年の売上高は30億ドル超と推計されている。ただ、レムデシビルは静脈内注射であり、患者がより使用しやすい経口薬の開発が切望されている。  米メルクは開発中の「モルヌピラビル」が、軽度〜中等度のCOVID-19... 開発が「順調」な経口COVID-19治療薬  新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックが宣言されて2年近く。世界各国のワクチン接種率が徐々に上昇するなかで、有望なCOVID-19治療薬開発のニュースも聞かれるようになってきた。ワクチン接種後もブレークスルー感染を起こす現在、感染しても重症化や死亡リスクを抑える新薬が登場すれば、生活が急速に以前の状態に戻るという大きな期待がある。  米国で承認済みの抗ウイルス薬は「レムデシビル」(ギリアド・サイエンシズ)のみ。有効性には議論の余地があるものの、ほかに選択肢がないことから今年の売上高は30億ドル超と推計されている。ただ、レムデシビルは静脈内注射であり、患者がより使用しやすい経口薬の開発が切望されている。  米メルクは開発中の「モルヌピラビル」が、軽度〜中等度のCOVID-19患者

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