ニュースダイジェスト(JAPAN)
9月29日〜10月8日(JAPAN)
2021年10月15日号
TAK−994の試験終了
武田薬品は10月6日、開発中の経口オレキシン受容体作動薬「TAK—994」について、日本を含む2つのグローバル第Ⅱ相試験を終了すると発表した。実施中の第Ⅱ相で安全性の懸念が明らかになったため、患者への投与を中断し、予定より早い試験終了に踏み切った。第Ⅱ相は、日中に過度の眠気などを引き起こすナルコレプシータイプ1とナルコレプシータイプ2の患者を対象に、同剤の安全性や忍容性、薬物動態、薬力学の評価や検討を行っていた。TAK︱994は、武田がピーク時売上高「30億〜40億ドル」を期待する大型品候補。
乳がん薬の開発中止
協和キリンは7日、乳がんの適応で国内第Ⅱ相試験中のクラスⅠヒストン脱アセチル化酵素(HDAC)阻害剤「KHK2375」について、開発を中止すると発表した。20年5月に導入元の米シンダックスが米国立がん研究所(NCI)と進めていた同剤の第Ⅲ相で...
TAK−994の試験終了
武田薬品は10月6日、開発中の経口オレキシン受容体作動薬「TAK—994」について、日本を含む2つのグローバル第Ⅱ相試験を終了すると発表した。実施中の第Ⅱ相で安全性の懸念が明らかになったため、患者への投与を中断し、予定より早い試験終了に踏み切った。第Ⅱ相は、日中に過度の眠気などを引き起こすナルコレプシータイプ1とナルコレプシータイプ2の患者を対象に、同剤の安全性や忍容性、薬物動態、薬力学の評価や検討を行っていた。TAK︱994は、武田がピーク時売上高「30億〜40億ドル」を期待する大型品候補。
乳がん薬の開発中止
協和キリンは7日、乳がんの適応で国内第Ⅱ相試験中のクラスⅠヒストン脱アセチル化酵素(HDAC)阻害剤「KHK2375」について、開発を中止すると発表した。20年5月に導入元の米シンダックスが米国立がん研究所(NCI)と進めていた同剤の第Ⅲ相で主要
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