医薬経済オンライン

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「自維公」連立で駆逐される医師会

最後の「岩盤規制」崩壊のプロローグ

神戸市議会議員・元国会議員政策担当秘書 岡田裕二

2021年11月15日号

「維新はローカル。ローカルな維新は眼中にない」  衆院選が公示される直前の10月14日、立憲民主党の辻元清美氏(大阪10区)は対抗馬の日本維新の会候補について記者団に問われ、こう答えた。しかし、10月31日の投開票日、辻元氏は維新候補に1万4000票あまり引き離され、落選することになる。  自民党は、大阪府で候補者を擁立した15選挙区すべてで維新に敗北。文字どおり全滅し、比例区でも3人しか当選できなかった。解散前に全国で11議席だった維新の議席は41議席へと約4倍増。議席を減らした自民、立民、日本共産党といった主要政党の惨状を尻目に、とくに関西圏で圧倒的な勝利を得た。  比例票も、前回17年衆院選の約338万票から、2.5倍増とも言える約805万票へと「独り勝ち」だ。これまでは辻元氏が言うとおり、関西のローカル政党だった維新も、今回の選挙... 「維新はローカル。ローカルな維新は眼中にない」  衆院選が公示される直前の10月14日、立憲民主党の辻元清美氏(大阪10区)は対抗馬の日本維新の会候補について記者団に問われ、こう答えた。しかし、10月31日の投開票日、辻元氏は維新候補に1万4000票あまり引き離され、落選することになる。  自民党は、大阪府で候補者を擁立した15選挙区すべてで維新に敗北。文字どおり全滅し、比例区でも3人しか当選できなかった。解散前に全国で11議席だった維新の議席は41議席へと約4倍増。議席を減らした自民、立民、日本共産党といった主要政党の惨状を尻目に、とくに関西圏で圧倒的な勝利を得た。  比例票も、前回17年衆院選の約338万票から、2.5倍増とも言える約805万票へと「独り勝ち」だ。これまでは辻元氏が言うとおり、関西のローカル政党だった維新も、今回の選挙を

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