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Pharmacoeconomics ━療法の価値━

発作抑制で医療利用も減少−アイモビーグ

第88回 片頭痛予防療法の新たな競争(❶②)

2021年11月15日号

▽片頭痛管理の重点は予防療法の徹底にシフトした。注射剤、経口剤の競争市場が出現した ▽月600〜700ドルの費用になるが、発作治療の薬剤費、外来受診の抑制効果は明快だ 【出典】Stewart J Tepper, et al., Effectiveness of erenumab and onabotulinumtoxinA on acute medication usage and health care resource utilization as migraine prevention in the United States, J Manag Care Spec Pharm. 2021年9月  予防療法として開発され、毎月の片頭痛日数を半減させる効果を報告したエレヌマブ(「アイモビーグ」=米アムジェン/スイス・ノバルティス)は、モノクローナル抗体のカルシトニン遺伝子関連ペプチド(CGRP)阻害剤の先駆けで、2018年5月に米国食品医薬品局(FDA)から承認された。  頭痛・片頭痛頻度に応じて、症状を抑える薬物療法(急性治療薬)で、... ▽片頭痛管理の重点は予防療法の徹底にシフトした。注射剤、経口剤の競争市場が出現した ▽月600〜700ドルの費用になるが、発作治療の薬剤費、外来受診の抑制効果は明快だ 【出典】Stewart J Tepper, et al., Effectiveness of erenumab and onabotulinumtoxinA on acute medication usage and health care resource utilization as migraine prevention in the United States, J Manag Care Spec Pharm. 2021年9月  予防療法として開発され、毎月の片頭痛日数を半減させる効果を報告したエレヌマブ(「アイモビーグ」=米アムジェン/スイス・ノバルティス)は、モノクローナル抗体のカルシトニン遺伝子関連ペプチド(CGRP)阻害剤の先駆けで、2018年5月に米国食品医薬品局(FDA)から承認された。  頭痛・片頭痛頻度に応じて、症状を抑える薬物療法(急性治療薬)で、医

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