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2021年11月15日号

アルツハイマー病薬、開発各社は一進一退  アルツハイマー型認知症患者は全世界で4000万人以上が罹患していると推計されるものの治療オプションはごくわずかで、製薬企業は長期にわたって新薬探索を続けている。これまで費やされた開発費は数十億ドル超、100以上の新薬候補品の治験が失敗に終わっている。  今年前半には各方面からの期待を背負ったアルツハイマー病新薬が上市に至ったが、その後データ提出の経緯や有効性が疑問視され、売上げが伸び悩むなど、治療の難しさを物語っている。有効性が示されれば急成長することは疑いなく、巨大市場獲得をめざして各社が新薬開発に鎬を削っている。  スイス・ロシュはIgG1抗体「ガンテネルマブ」の開発が順調に進み、米国食品医薬品局(FDA)がブレークスルー・セラピー指定したと発表した。これまでの治験でアルツ... アルツハイマー病薬、開発各社は一進一退  アルツハイマー型認知症患者は全世界で4000万人以上が罹患していると推計されるものの治療オプションはごくわずかで、製薬企業は長期にわたって新薬探索を続けている。これまで費やされた開発費は数十億ドル超、100以上の新薬候補品の治験が失敗に終わっている。  今年前半には各方面からの期待を背負ったアルツハイマー病新薬が上市に至ったが、その後データ提出の経緯や有効性が疑問視され、売上げが伸び悩むなど、治療の難しさを物語っている。有効性が示されれば急成長することは疑いなく、巨大市場獲得をめざして各社が新薬開発に鎬を削っている。  スイス・ロシュはIgG1抗体「ガンテネルマブ」の開発が順調に進み、米国食品医薬品局(FDA)がブレークスルー・セラピー指定したと発表した。これまでの治験でアルツハ

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