好材料乏しく「再編」は不可避に
コロナ禍2年目で失速するドラッグストア業界
2021年12月1日号
来期以降も厳しいか(銀座の旗艦店)
新型コロナウイルス禍に咲いた徒花か、それとも大輪の花を咲かせるための成長痛の過程なのか。目下、ドラッグストアの成長が足踏み状態となっている。世間が急速に日常を取り戻すなか、ドラッグストアの成長率が鈍化、コロナ禍で既存店が売上げを伸ばした前年度が幻のようだ。「コロナ禍であれだけ伸ばしてきたのだから、反動は仕方がない」「成長の終わりの始まりか」という両極端の見方が飛び交っている。
ドラッグストアトップ3の今年度に入ってからの月次売上高を見てみよう。トップのウエルシアホールディングス(HD)は3月から低空飛行が続いており、4月から10月まで1ケタ台前半の伸びで推移した。2位のツルハHDも既存店売上高は9月こそ前年同月並みまで戻しているが、それまで前年割れが続いていた。
経営統合...
来期以降も厳しいか(銀座の旗艦店)
新型コロナウイルス禍に咲いた徒花か、それとも大輪の花を咲かせるための成長痛の過程なのか。目下、ドラッグストアの成長が足踏み状態となっている。世間が急速に日常を取り戻すなか、ドラッグストアの成長率が鈍化、コロナ禍で既存店が売上げを伸ばした前年度が幻のようだ。「コロナ禍であれだけ伸ばしてきたのだから、反動は仕方がない」「成長の終わりの始まりか」という両極端の見方が飛び交っている。
ドラッグストアトップ3の今年度に入ってからの月次売上高を見てみよう。トップのウエルシアホールディングス(HD)は3月から低空飛行が続いており、4月から10月まで1ケタ台前半の伸びで推移した。2位のツルハHDも既存店売上高は9月こそ前年同月並みまで戻しているが、それまで前年割れが続いていた。
経営統合で3
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