医薬経済オンライン

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医療を変える「訪問薬剤師」その意義

近未来の在宅介入の姿 服薬ロボが「大活躍」

第4回

尾久田 佳明

2021年12月1日号

「適正服薬の大切さ」  私が在宅医療で訪問薬剤師として日々さまざまな患者と接しているが、どの患者にも必ず初回介入時に確認することがある。それは薬が適正に服用できているかということである。なぜならば、飲み忘れがあると薬の有効性が評価できず、治療が計画的に進んでいかないからだ。厚生労働省のデータによると在宅介入事例の35.7%は適正に服薬できておらず、薬剤管理に問題があるとされたのは実に57.3%にものぼることが示されている(図)。このことからも在宅において薬剤管理是正のために薬剤師の力が必要不可欠であることがわかってもらえると思うが、これらの問題を解決するために薬剤師は普段使っているツールがあるので、今回はこのツールについて紹介する。  さて、皆さんは薬の管理というとどのようなツールをイメージするだろうか。恐らく... 「適正服薬の大切さ」  私が在宅医療で訪問薬剤師として日々さまざまな患者と接しているが、どの患者にも必ず初回介入時に確認することがある。それは薬が適正に服用できているかということである。なぜならば、飲み忘れがあると薬の有効性が評価できず、治療が計画的に進んでいかないからだ。厚生労働省のデータによると在宅介入事例の35.7%は適正に服薬できておらず、薬剤管理に問題があるとされたのは実に57.3%にものぼることが示されている(図)。このことからも在宅において薬剤管理是正のために薬剤師の力が必要不可欠であることがわかってもらえると思うが、これらの問題を解決するために薬剤師は普段使っているツールがあるので、今回はこのツールについて紹介する。  さて、皆さんは薬の管理というとどのようなツールをイメージするだろうか。恐らく大

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