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「サイバスロン」、 パラリンピックの未来形

2021年12月15日号

 パラリンピックは動力を使えないということで自ずと限度があるが、ロボット技術などの機能をフルに活用できる「サイバスロン」なる大会が、もうひとつのパラリンとして人気が高まっている。 障害者が予め設定された一見難攻不落を思わせる課題をクリアすることを競うもので、16年、チューリッヒ工科大学のロバート・リーナー教授の考察によるものである。 電動モーターなどの道具の新規開発と、それをどう使いこなすかが勝負所。開発者と選手が一体となって、最高のパフォーマンスを発揮するのが見所となる。 ロボット技術は、これまで多くの基礎研究が行われてきたが、応用まではいま一歩の状態が長く続く。それがサイバスロンの国際大会が引き金となって一気に実践的研究が進み、障害者のQOLを大きく向上させ、サイバスロンの存在意義を一段と高めた。 毎年の小大会、4年に1度の本大会開催が発案...  パラリンピックは動力を使えないということで自ずと限度があるが、ロボット技術などの機能をフルに活用できる「サイバスロン」なる大会が、もうひとつのパラリンとして人気が高まっている。 障害者が予め設定された一見難攻不落を思わせる課題をクリアすることを競うもので、16年、チューリッヒ工科大学のロバート・リーナー教授の考察によるものである。 電動モーターなどの道具の新規開発と、それをどう使いこなすかが勝負所。開発者と選手が一体となって、最高のパフォーマンスを発揮するのが見所となる。 ロボット技術は、これまで多くの基礎研究が行われてきたが、応用まではいま一歩の状態が長く続く。それがサイバスロンの国際大会が引き金となって一気に実践的研究が進み、障害者のQOLを大きく向上させ、サイバスロンの存在意義を一段と高めた。 毎年の小大会、4年に1度の本大会開催が発案者

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