医薬経済オンライン

医療・医薬業界をさまざまな視点・論点から示すメディア

OBSERVER

後発品が立ち直る仕組みをつくる

メディパルホールディングス専務取締役・依田俊英氏に聞く

2022年1月1日号

後発品が立ち直る仕組みをつくる ——品質問題を起こした日医工の筆頭株主になり、関係が深まりましたが、後発品事業に対するものの見方は変わりましたか。 依田 大きく見方は変わっていないが、我われが一歩踏み込んで一緒にやらないと、後発品自体がこのまま日本からなくなってしまうのではないか、というぐらいの危機感を持っている。いまは資本業務提携をして立て直しに入っているところだ。  これまで(国として)後発品の使用率を一定の率まで上げることが先行していて、それを達成するためにメーカーもそうだが、皆疲弊してしまった。その結果として、不祥事が起こった一面もあると思う。 (日医工の)キャパシティは足りている。ただ、運営ときちんとつながっていなかったので、品質問題が起きたり、需給のバランスが崩れたりしている。我... 後発品が立ち直る仕組みをつくる ——品質問題を起こした日医工の筆頭株主になり、関係が深まりましたが、後発品事業に対するものの見方は変わりましたか。 依田 大きく見方は変わっていないが、我われが一歩踏み込んで一緒にやらないと、後発品自体がこのまま日本からなくなってしまうのではないか、というぐらいの危機感を持っている。いまは資本業務提携をして立て直しに入っているところだ。  これまで(国として)後発品の使用率を一定の率まで上げることが先行していて、それを達成するためにメーカーもそうだが、皆疲弊してしまった。その結果として、不祥事が起こった一面もあると思う。 (日医工の)キャパシティは足りている。ただ、運営ときちんとつながっていなかったので、品質問題が起きたり、需給のバランスが崩れたりしている。我われ

有料会員限定

会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください

【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)

googleAdScence