医薬経済オンライン

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認知症新薬、承認先送りで「安堵」した面々

アビガンを想起する「塩漬け」期間の長さ

2022年1月1日号

粛々と判断した  21年12月24日、エーザイの株価は下落し、年初来安値(6430円)を更新した。6月22日の年初来高値1万2765円から半年間で半値となった。その理由は周知のとおり、日米欧で物議を醸した米バイオジェン/エーザイのアルツハイマー病(AD)治療薬「アデュヘルム」(一般名=アデュカヌマブ)に厳しい判断が突き付けられたからだ。  12月22日に厚生労働省が緊急開催した薬事・食品衛生審議会医薬品第一部会は、同薬について「現時点で得られたデータから、有効性を明確に判断することは困難」として承認を見送った。部会で再審議されるには、新たな臨床試験で得られたデータが必要になる。継続審議扱いのようだが、承認への道は困難を極めるだろう。  投資家には驚きをもって迎えられたアデュヘルムの継続審議とエーザイの株価急落について、市場関... 粛々と判断した  21年12月24日、エーザイの株価は下落し、年初来安値(6430円)を更新した。6月22日の年初来高値1万2765円から半年間で半値となった。その理由は周知のとおり、日米欧で物議を醸した米バイオジェン/エーザイのアルツハイマー病(AD)治療薬「アデュヘルム」(一般名=アデュカヌマブ)に厳しい判断が突き付けられたからだ。  12月22日に厚生労働省が緊急開催した薬事・食品衛生審議会医薬品第一部会は、同薬について「現時点で得られたデータから、有効性を明確に判断することは困難」として承認を見送った。部会で再審議されるには、新たな臨床試験で得られたデータが必要になる。継続審議扱いのようだが、承認への道は困難を極めるだろう。  投資家には驚きをもって迎えられたアデュヘルムの継続審議とエーザイの株価急落について、市場関係

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