医薬経済オンライン

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ヘルスケア×トレンド 持続可能性を探る

真剣に検討されるMRの「報酬水準」

ヘルスケア×トレンド 持続可能性を探る25

エス・マックス株式会社 ディレクター 薬剤師  三上彰貴子

2022年1月1日号

 22年の新年を迎えた。オミクロン株の市中感染が、東京都、大阪府、京都府で確認されるなど、新型コロナウイルス禍の混乱は続いてはいる。だが、徐々にではあるが「ニューノーマル」へと転換して定着すると肌で感じるようになってきた。  一方で最近、製薬会社の開発担当やMRの方と話す機会があったが、環境変化を柔軟に受け入れられない人も多く、組織や制度のズレによる居心地の悪さを訴えていたのが印象的だった。とくに、21年末にMRの外勤手当ての削減や廃止、そもそもの給与体系の見直しを発表する製薬会社が相次いだ。  MRはリモートでのweb面談やメール・電話・LINEなどのアプリでの医師とのコンタクトが増えたり、コロナ禍前から実施されている医療用医薬品の「販売情報提供活動ガイドライン」(厚生労働省)、「企業活動と医療機関等の関係の透明性ガ...  22年の新年を迎えた。オミクロン株の市中感染が、東京都、大阪府、京都府で確認されるなど、新型コロナウイルス禍の混乱は続いてはいる。だが、徐々にではあるが「ニューノーマル」へと転換して定着すると肌で感じるようになってきた。  一方で最近、製薬会社の開発担当やMRの方と話す機会があったが、環境変化を柔軟に受け入れられない人も多く、組織や制度のズレによる居心地の悪さを訴えていたのが印象的だった。とくに、21年末にMRの外勤手当ての削減や廃止、そもそもの給与体系の見直しを発表する製薬会社が相次いだ。  MRはリモートでのweb面談やメール・電話・LINEなどのアプリでの医師とのコンタクトが増えたり、コロナ禍前から実施されている医療用医薬品の「販売情報提供活動ガイドライン」(厚生労働省)、「企業活動と医療機関等の関係の透明性ガイド

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