医薬経済オンライン

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平時医療体制の破綻に備える〜電光石火こそ最良の有事医療〜

防衛衛生最大の危機

第140回

琉球大学医学部非常勤講師  照井資規

2022年1月15日号

 21年末に自衛隊中央病院(東京都世田谷区)の診療科がひとつなくなるほど多くの医官(自衛官である医師)が退職したとの連絡が寄せられた。筆者自身はまだ確認していないが、看護官もまた相当数退職していることだろう。  この時期に医官が大勢退職したことには、新型コロナウイルスワクチンの接種を推進するため、自衛隊が東京と大阪に開設した大規模接種センターが影響している。  東京で1万人、大阪で5000人の予約枠を設けて、5〜11月まで接種を行った。この間の累計接種回数は、約196万回(東京約131万8000回、大阪64万6000回)、設けた接種枠の約70%、1人2回接種したとして約98万人が接種したことになる。  動員された自衛隊員は延べ約5万人、民間の看護師や運営スタッフ延べ約22万人であった。編制は、東京会場で医官50人、看護官・准看護師130人、民間...  21年末に自衛隊中央病院(東京都世田谷区)の診療科がひとつなくなるほど多くの医官(自衛官である医師)が退職したとの連絡が寄せられた。筆者自身はまだ確認していないが、看護官もまた相当数退職していることだろう。  この時期に医官が大勢退職したことには、新型コロナウイルスワクチンの接種を推進するため、自衛隊が東京と大阪に開設した大規模接種センターが影響している。  東京で1万人、大阪で5000人の予約枠を設けて、5〜11月まで接種を行った。この間の累計接種回数は、約196万回(東京約131万8000回、大阪64万6000回)、設けた接種枠の約70%、1人2回接種したとして約98万人が接種したことになる。  動員された自衛隊員は延べ約5万人、民間の看護師や運営スタッフ延べ約22万人であった。編制は、東京会場で医官50人、看護官・准看護師130人、民間看

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