読む医療ー医者が書いた本の斜め読みー
司令塔不在で過ぎたコロナ対策
第186回
2022年2月1日号
新型コロナと向き合う
横倉義武
岩波新書 新泉社
2021年10月刊
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
保健所の「コロナ戦記」 TOKYO2020-2021
関なおみ
光文社新書
2021年12月刊
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は一向に収束に向かう気配がない。この稿を書いている1月初旬時点では、新型株の第5波の緊急事態宣言解除(昨年10月1日)から下火となった状況に多少の安堵感が漂っていた日本列島を再び凍り付かせている。
オミクロン株は、(この稿を書いている)1月初旬時点では、無症状の人が多い、症状は軽い、そのかわり感染力が強いという特徴が有力な情報として駆け回っている。その意味では高い致死率からは逃れられそう(らしい)だが、すでに2年が経ったこの感染症との戦い自体がまだ続くことへの人々の落胆は大きい。1月24日現在、感染は爆発している。
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新型コロナと向き合う
横倉義武
岩波新書 新泉社
2021年10月刊
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
保健所の「コロナ戦記」 TOKYO2020-2021
関なおみ
光文社新書
2021年12月刊
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は一向に収束に向かう気配がない。この稿を書いている1月初旬時点では、新型株の第5波の緊急事態宣言解除(昨年10月1日)から下火となった状況に多少の安堵感が漂っていた日本列島を再び凍り付かせている。
オミクロン株は、(この稿を書いている)1月初旬時点では、無症状の人が多い、症状は軽い、そのかわり感染力が強いという特徴が有力な情報として駆け回っている。その意味では高い致死率からは逃れられそう(らしい)だが、すでに2年が経ったこの感染症との戦い自体がまだ続くことへの人々の落胆は大きい。1月24日現在、感染は爆発している。
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