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読書子

『DTCマーケティング【第3版】』

2022年2月1日号

 日本での医療用医薬品のDTC(ダイレクト・トゥ・コンシューマー)マーケティングの研究と、日本の風土や法規制に見合った実践を模索してきた、この分野の第一人者である古川隆氏(アーベーツェー代表取締役)の著書だ。第3版にあるように、05年の第1版上梓から17年。情報提供技術の進歩や規制の強化・緩和などに対応し、時代に沿ったDTCマーケティングのあり方を知りたいと考える人は増えるばかりである。副題を「医薬品マーケターが考える患者中心のコミュニケーション」と付けた。第5章の「患者調査の重要性/広告と広報の違い」では患者調査がなぜ求められるのか、ペイシェントジャーニーマップの作成など具体例を示しながら、丁寧に語る。広告と広報の違いは、実はメディアにとっても頭の痛い話である。「これからのDTCマーケティングを考える」とした第7章では、「医療機関での自社製品処方」を目...  日本での医療用医薬品のDTC(ダイレクト・トゥ・コンシューマー)マーケティングの研究と、日本の風土や法規制に見合った実践を模索してきた、この分野の第一人者である古川隆氏(アーベーツェー代表取締役)の著書だ。第3版にあるように、05年の第1版上梓から17年。情報提供技術の進歩や規制の強化・緩和などに対応し、時代に沿ったDTCマーケティングのあり方を知りたいと考える人は増えるばかりである。副題を「医薬品マーケターが考える患者中心のコミュニケーション」と付けた。第5章の「患者調査の重要性/広告と広報の違い」では患者調査がなぜ求められるのか、ペイシェントジャーニーマップの作成など具体例を示しながら、丁寧に語る。広告と広報の違いは、実はメディアにとっても頭の痛い話である。「これからのDTCマーケティングを考える」とした第7章では、「医療機関での自社製品処方」を目標

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