医薬経済オンライン

医療・医薬業界をさまざまな視点・論点から示すメディア

変革期迎えた中国医薬品業界

臨床試験の登録状況

第58回 報告書を初公表、その中身は

シード・プランニング 沈友敏

2022年2月15日号

 日本の医薬品医療機器総合機構(PMDA)に相当する審査機関の医薬品審査評価センター(CDE)は21年11月10日、「中国における新薬臨床試験登録の現状報告(20年)」を公表した。中国において、臨床試験登録の状況に関する報告書の公表は初めて。  報告書は、「臨床試験登録の概況」「臨床試験の基本的特徴分析」「臨床試験のその他の特徴分析」「新薬の臨床試験の進展状況」の4章で構成されている。  それによると、20年に「医薬品臨床試験登録と情報公開プラットフォーム」(中国版ClinicalTrials・gov)という臨床試験登録サイトに登録された臨床試験の件数は2602件で、19年に比べ、216件(9.1%)増加している。その内訳を見ると、新薬の臨床試験が1473件(全体に占める割合56.6%)で、生物学的同等性試験(BE試験)が1129件(43.4%)だった。  新薬の臨床...  日本の医薬品医療機器総合機構(PMDA)に相当する審査機関の医薬品審査評価センター(CDE)は21年11月10日、「中国における新薬臨床試験登録の現状報告(20年)」を公表した。中国において、臨床試験登録の状況に関する報告書の公表は初めて。  報告書は、「臨床試験登録の概況」「臨床試験の基本的特徴分析」「臨床試験のその他の特徴分析」「新薬の臨床試験の進展状況」の4章で構成されている。  それによると、20年に「医薬品臨床試験登録と情報公開プラットフォーム」(中国版ClinicalTrials・gov)という臨床試験登録サイトに登録された臨床試験の件数は2602件で、19年に比べ、216件(9.1%)増加している。その内訳を見ると、新薬の臨床試験が1473件(全体に占める割合56.6%)で、生物学的同等性試験(BE試験)が1129件(43.4%)だった。  新薬の臨床試験

有料会員限定

会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください

【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)

googleAdScence