医薬経済オンライン

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ドクターかでいの医療の裏技

オミクロン株 流行のドタバタ

第9回

かでい伝次郎

2022年2月15日号

 このところ、オミクロン株をめぐって多忙を極めていた。ほとんど肺炎を起こさず重症化率が低く、当然のことながら死亡率も低いというのに、無症候感染者や濃厚接触者が自宅待機になる。皆感染してしまって人手不足になる。職場は何とか休業者にも仕事をさせられないかという。そこでテレワークだ。これなら周囲に感染を拡げることなく、自宅や宿泊療養施設で仕事ができるではないか。  ところがどっこい、無症候感染者や濃厚接触者は単に周りに感染させないために宿泊療養や自宅療養を命じられているわけではない。こうした人たちの病状が突然悪化する可能性があるからこそ、感染症法に基づき一定期間休まされているのである。その証拠に無症候感染者が自宅療養中に死亡したというケースがいくつもある。  従って、新型コロナウイルス感染もしくは感染者への濃厚接触で療養...  このところ、オミクロン株をめぐって多忙を極めていた。ほとんど肺炎を起こさず重症化率が低く、当然のことながら死亡率も低いというのに、無症候感染者や濃厚接触者が自宅待機になる。皆感染してしまって人手不足になる。職場は何とか休業者にも仕事をさせられないかという。そこでテレワークだ。これなら周囲に感染を拡げることなく、自宅や宿泊療養施設で仕事ができるではないか。  ところがどっこい、無症候感染者や濃厚接触者は単に周りに感染させないために宿泊療養や自宅療養を命じられているわけではない。こうした人たちの病状が突然悪化する可能性があるからこそ、感染症法に基づき一定期間休まされているのである。その証拠に無症候感染者が自宅療養中に死亡したというケースがいくつもある。  従って、新型コロナウイルス感染もしくは感染者への濃厚接触で療養する

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