話題の焦点
アルコールテイスト 飲料絶好調
2022年2月15日号
世界のアルコール市場は、苦戦を強いられながらも、21〜25年の年間平均成長率は1.5%アップ予想で何とか体面は保てそうだ。それをよそ目に24年のノンアル・低アル市場は20年比で31%増と絶好調予測が出ている。(英調査会社・IWSR) 酒類メーカーがアルコール抜きの難しい開発に生き残りをかけ、スーパーの酒棚を見てもその変貎ぶりが一目瞭然である。 こうした世相をありのままに反映して、食を主要テーマに調査・提言を行うぐるなび総研が、毎年年末発表する「今年の一皿」に、昨年は「アルコールテイスト飲料」を選んだ。 選出理由は次のとおり、評価してよいだろう。 まずは酒類の提供制限の要請にみごと対応、飲食店経営の救世主となった。また、アルコールに近い味わいが料理を引き立て、上戸にも下戸にも広く支持された。そして、今後の日本の食文化として定着する可能性がある、と申し分の...
世界のアルコール市場は、苦戦を強いられながらも、21〜25年の年間平均成長率は1.5%アップ予想で何とか体面は保てそうだ。それをよそ目に24年のノンアル・低アル市場は20年比で31%増と絶好調予測が出ている。(英調査会社・IWSR) 酒類メーカーがアルコール抜きの難しい開発に生き残りをかけ、スーパーの酒棚を見てもその変貎ぶりが一目瞭然である。 こうした世相をありのままに反映して、食を主要テーマに調査・提言を行うぐるなび総研が、毎年年末発表する「今年の一皿」に、昨年は「アルコールテイスト飲料」を選んだ。 選出理由は次のとおり、評価してよいだろう。 まずは酒類の提供制限の要請にみごと対応、飲食店経営の救世主となった。また、アルコールに近い味わいが料理を引き立て、上戸にも下戸にも広く支持された。そして、今後の日本の食文化として定着する可能性がある、と申し分のな
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