医薬経済オンライン

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ドクターかでいの医療の裏技

医師に対する暴力

第10回

かでい伝次郎

2022年3月1日号

 このところ、医療の世界では物騒な事件が相次いでいる。拡大自殺だの、逆恨みだのと報じられているが、最近の事件は規模が大きかったり、方法が過激なだけで、昔から医師や看護師に対する患者や家族からの暴行は数限りない。  そして多くは、暴力を振るわれた側の医療従事者の対応が悪かったから、患者や家族がやむにやまれず暴行に及んだのだ、とされてきた。患者は医師よりも弱い立場なのだ、というコンセンサスが世間にあるからである。  ところが現実には、未熟な医療従事者が少なくない反面、いくら誠意を尽くそうが、まったくそれを理解しようとしない人たちはいる。そしてあるとき、いきなり殴りかかってきたり、ナイフで切りかかってきたりする。先輩医師は患者に腎臓を刺し抜かれて片方の腎臓を摘出したし、同僚の医師は救急外来で匕首を持った人に追い掛け回され...  このところ、医療の世界では物騒な事件が相次いでいる。拡大自殺だの、逆恨みだのと報じられているが、最近の事件は規模が大きかったり、方法が過激なだけで、昔から医師や看護師に対する患者や家族からの暴行は数限りない。  そして多くは、暴力を振るわれた側の医療従事者の対応が悪かったから、患者や家族がやむにやまれず暴行に及んだのだ、とされてきた。患者は医師よりも弱い立場なのだ、というコンセンサスが世間にあるからである。  ところが現実には、未熟な医療従事者が少なくない反面、いくら誠意を尽くそうが、まったくそれを理解しようとしない人たちはいる。そしてあるとき、いきなり殴りかかってきたり、ナイフで切りかかってきたりする。先輩医師は患者に腎臓を刺し抜かれて片方の腎臓を摘出したし、同僚の医師は救急外来で匕首を持った人に追い掛け回されたり

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