「成否」の賽は投げられたアステラス人事改革
「組織健全性目標」は文化の変革かコストカットか
2022年3月15日号
これから大チャレンジの時代に
「彼がアステラス製薬にいるということは、まだリストラが続くということでしょう。彼はアストラゼネカで労働紛争のきっかけとなるMRの不当な評価制度を導入したときの人事のトップ。『コストカッター』として知られていました」
そう話すのはアストラゼネカ社員である。「彼」とは現在、アステラス製薬の人事部門長を務める杉田勝好氏のことだ。杉田氏は91年に旭化成に入社後、ジョンソン・エンド・ジョンソンなどを経て、12年からアストラゼネカの人事総務本部長に就任。15年にMRに新たな評価制度を導入するという名目のもとリストラを断行した。
会社側からすればリストラではなく、年齢序列や経験を反映させた仕組みから成果主義を徹底させた評価制度にシフトするという主張だったが、MR側が猛反発。不当評価による降格や...
これから大チャレンジの時代に
「彼がアステラス製薬にいるということは、まだリストラが続くということでしょう。彼はアストラゼネカで労働紛争のきっかけとなるMRの不当な評価制度を導入したときの人事のトップ。『コストカッター』として知られていました」
そう話すのはアストラゼネカ社員である。「彼」とは現在、アステラス製薬の人事部門長を務める杉田勝好氏のことだ。杉田氏は91年に旭化成に入社後、ジョンソン・エンド・ジョンソンなどを経て、12年からアストラゼネカの人事総務本部長に就任。15年にMRに新たな評価制度を導入するという名目のもとリストラを断行した。
会社側からすればリストラではなく、年齢序列や経験を反映させた仕組みから成果主義を徹底させた評価制度にシフトするという主張だったが、MR側が猛反発。不当評価による降格や賃
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