医薬経済オンライン

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薬のおカネを議論しよう

製薬マネープロジェクトでのテクノロジー活用

第61回

医療ガバナンス研究所医師  尾崎章彦

2022年3月15日号

 前回2月15日号の記事において、製薬マネーデータベース関連経費を賄うために、年間300万円程度の予算が必要であることをお伝えした。寄付金も募っているが、そのプロジェクトの特徴上、広くサポートが得難いのも事実である。そのため、現状、内部資金が主な原資となっている。必然的にコストを抑えることが重要になる。  前回も記したように、最大の経費を計上しているのが、データ管理である。具体的には、各製薬企業ホームページからの支払いデータの抽出と、エクセルに変換されたデータを個人ごとに加工する作業である。18年は152万円を計上した。そのため、目下、この経費の圧縮を目標としている。  そこで、筆者らがめざしているのが、これらの作業の「自動化」である。すなわち、人力で行っていた作業を、プログラムなどで、人力を煩わせることなく進めることである。...  前回2月15日号の記事において、製薬マネーデータベース関連経費を賄うために、年間300万円程度の予算が必要であることをお伝えした。寄付金も募っているが、そのプロジェクトの特徴上、広くサポートが得難いのも事実である。そのため、現状、内部資金が主な原資となっている。必然的にコストを抑えることが重要になる。  前回も記したように、最大の経費を計上しているのが、データ管理である。具体的には、各製薬企業ホームページからの支払いデータの抽出と、エクセルに変換されたデータを個人ごとに加工する作業である。18年は152万円を計上した。そのため、目下、この経費の圧縮を目標としている。  そこで、筆者らがめざしているのが、これらの作業の「自動化」である。すなわち、人力で行っていた作業を、プログラムなどで、人力を煩わせることなく進めることである。そ

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