医薬経済オンライン

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鳥集徹の口に苦い話〜媚びないジャーナリストの劇薬処方箋〜

本当に4回目接種するのか 政府は潮時を考えるべき

第155回

鳥集徹

2022年4月1日号

 3月16日、政府は今年の夏に4回目の新型コロナウイルスワクチン接種を行うことを想定して、ファイザー製7500万回分、モデルナ製7000回分を追加購入することで合意したと発表した。3月下旬に入ってもオミクロン株による第6波が終わる気配が見えないが、4回目を想定しているということは、政府は今夏までに第7波もやってくると考えているのだろう。  しかし、国民は素直に4回目の接種も受けるのだろうか。3月15日時点の追加接種率は33.5%で、必ずしも順調に伸びているようには思えない。医師に話を聞くと、医療従事者は疑問を持つ人が少なく、やはり多くの人が3回目の追加接種を受けたという。ただ、「4回目はもうイヤだ」という声もチラホラ聞こえてくるそうだ。  一般の人たちはどうだろう。大企業など組織に所属している人は、決められたことを淡々と受け入れる感覚で、3回...  3月16日、政府は今年の夏に4回目の新型コロナウイルスワクチン接種を行うことを想定して、ファイザー製7500万回分、モデルナ製7000回分を追加購入することで合意したと発表した。3月下旬に入ってもオミクロン株による第6波が終わる気配が見えないが、4回目を想定しているということは、政府は今夏までに第7波もやってくると考えているのだろう。  しかし、国民は素直に4回目の接種も受けるのだろうか。3月15日時点の追加接種率は33.5%で、必ずしも順調に伸びているようには思えない。医師に話を聞くと、医療従事者は疑問を持つ人が少なく、やはり多くの人が3回目の追加接種を受けたという。ただ、「4回目はもうイヤだ」という声もチラホラ聞こえてくるそうだ。  一般の人たちはどうだろう。大企業など組織に所属している人は、決められたことを淡々と受け入れる感覚で、3回目

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