薬系も医系の「崖っぷち」の参院選
製薬業界の重点支援8人と他の注目候補
2022年4月1日号
「前回(19年)と比べれば、重鎮たちがいない分、力が入っていないのは事実」
そう語るのは、日本製薬団体連合会の関係者だ。政治団体の「製薬産業政治連盟」は今年に入り、7月の参院選で重点支援する与党候補8人を決めた(表1)が、自民・厚労族を率いる立場にあるベテラン議員はいない。
製薬業界は19年参院選で、衛藤晟一氏(比例)と武見敬三氏(東京)を最重点候補に据えつつ、計13人を重点的に支援した。長年、企業幹部と議員の「製薬産業政策に関する勉強会」を率いてきた衛藤氏や、国際保健に強い武見氏以外にも、元厚生労働相の尾辻秀久氏(鹿児島)、医師で弁護士の古川俊治氏(埼玉)らがいた。
それと比較すれば、今回22年参院選の重点支援8候補で、目立つのは、自民・厚労部会長を2度経験した福岡資麿氏(佐賀)くらい。内資企業の...
「前回(19年)と比べれば、重鎮たちがいない分、力が入っていないのは事実」
そう語るのは、日本製薬団体連合会の関係者だ。政治団体の「製薬産業政治連盟」は今年に入り、7月の参院選で重点支援する与党候補8人を決めた(表1)が、自民・厚労族を率いる立場にあるベテラン議員はいない。
製薬業界は19年参院選で、衛藤晟一氏(比例)と武見敬三氏(東京)を最重点候補に据えつつ、計13人を重点的に支援した。長年、企業幹部と議員の「製薬産業政策に関する勉強会」を率いてきた衛藤氏や、国際保健に強い武見氏以外にも、元厚生労働相の尾辻秀久氏(鹿児島)、医師で弁護士の古川俊治氏(埼玉)らがいた。
それと比較すれば、今回22年参院選の重点支援8候補で、目立つのは、自民・厚労部会長を2度経験した福岡資麿氏(佐賀)くらい。内資企業の渉
有料会員限定
会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください
【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)
ログイン
会員登録