工学士医学生が見た医工連携の壁
ヒト脳活動から画像認識情報の抽出、医療応用は
第1回 電通大宮脇研究室の取材実録
秋田大学医学部医学科5年 鈴木 智也
2022年4月1日号
「薬だけでなく、患者用医療機器を医師が処方する」。そのような時代がいつか来るのだろうか。
私は電気通信大学にて工学士を取得後、青年海外協力隊員としてスーダンで2年間活動後、秋田大学医学部へ2年次学士編入し、5年次に在籍している。電通大時代は「画像処理のエンターテイメント応用」や東ティモールなどで「ローテク×ビジネス」を、スーダン時代は「女性向けものづくりと販売」を行ってきた。医療に足を踏み入れてからも、工学と医療というテーマに注目し続けている。
工学士医学実習生として現場に出てみると、工学が応用されている医療現場に目がいってしまう。例えば、糖尿病内科実習中では、17年9月1日から保険適応となった米国発の持続的な血糖測定装置(米アボット、製品名=FreeStyleリブレ(※1))を処方していて驚いた。私も着けさせてもらったが、簡単に...
「薬だけでなく、患者用医療機器を医師が処方する」。そのような時代がいつか来るのだろうか。
私は電気通信大学にて工学士を取得後、青年海外協力隊員としてスーダンで2年間活動後、秋田大学医学部へ2年次学士編入し、5年次に在籍している。電通大時代は「画像処理のエンターテイメント応用」や東ティモールなどで「ローテク×ビジネス」を、スーダン時代は「女性向けものづくりと販売」を行ってきた。医療に足を踏み入れてからも、工学と医療というテーマに注目し続けている。
工学士医学実習生として現場に出てみると、工学が応用されている医療現場に目がいってしまう。例えば、糖尿病内科実習中では、17年9月1日から保険適応となった米国発の持続的な血糖測定装置(米アボット、製品名=FreeStyleリブレ(※1))を処方していて驚いた。私も着けさせてもらったが、簡単にセ
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