朝日インテック　新中期経営計画がスタート

医療激動の時代　関連企業の戦略を診る

さらなる成長力強化めざす

2022年4月1日号

　朝日インテックの長期ビジョンはオンリーワン技術で低侵襲治療を究極的に追求し、強固なグローバルニッチ・ナンバー1をめざすこととしている。この実現に向け、現在は21年7月からの新中期計画「ASAHI Going Beyond 1000」を推進中だ。18年7月から23年6月までの5ヵ年計画「ASAHI Road to 1000」を修正した26年6月までの5ヵ年計画だ。前計画期間中に新計画にスイッチしたのは、新型コロナウイルスの影響が想定外だったこと、21年7月に4社の戦略的M＆Aを実施し、前計画期間を超えた長期的な拡大を視野に入れたからである。骨子となる施策は前計画のままだ。　前計画は長期的目標の連結売上高1000億円に至るマイルストンとして23年6月期で連結売上高800億円、営業利益率25％の実現を目途としていた。新計画ではターゲットを26年6月期とし、連結売上高1100億円、営業利益率23〜25... 　朝日インテックの長期ビジョンはオンリーワン技術で低侵襲治療を究極的に追求し、強固なグローバルニッチ・ナンバー1をめざすこととしている。この実現に向け、現在は21年7月からの新中期計画「ASAHI Going Beyond 1000」を推進中だ。18年7月から23年6月までの5ヵ年計画「ASAHI Road to 1000」を修正した26年6月までの5ヵ年計画だ。前計画期間中に新計画にスイッチしたのは、新型コロナウイルスの影響が想定外だったこと、21年7月に4社の戦略的M＆Aを実施し、前計画期間を超えた長期的な拡大を視野に入れたからである。骨子となる施策は前計画のままだ。　前計画は長期的目標の連結売上高1000億円に至るマイルストンとして23年6月期で連結売上高800億円、営業利益率25％の実現を目途としていた。新計画ではターゲットを26年6月期とし、連結売上高1100億円、営業利益率23〜25％

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