Pharmacoeconomics ━療法の価値━
イコサペント中性脂肪低減は高く費用効果的だが
第98回 価格次第で大きな変動−ジェネリックの参入
2022年4月15日号
▽イコサペント酸エチル製剤は高トリグリセリドの患者の心血管イベントを減らす▽4.9年の臨床研究ベースでも費用効果的だが、生涯の地平に立てばさらに経済的になる▽現在の推計正味価格を前提にした分析だが、特許無効判決でジェネリック製剤が参入した【出典】William S. Weintrub, et al., Cost-effectiveness of icosapent ethyl for high-risk patients with hypertriglyceridemia despite statin treatment, JAMA Network Open 2022年2月14日 2月に報告されたトリグリセリド(中性脂肪)の高い患者に対するイコサペント酸エチル療法の経済的評価は、標準スタチン剤療法に加えるとき、生涯9,000ドルの費用で0.50QALY(質調整生存年)延ばす。獲得QALYあたり1.8万ドルは高度に費用効果的、1日4.16ドルの正味推計費用の条件ばかりか、価格を譲歩せず、9.28ドルのリスト価格でも十分に価値を提供している...
▽イコサペント酸エチル製剤は高トリグリセリドの患者の心血管イベントを減らす▽4.9年の臨床研究ベースでも費用効果的だが、生涯の地平に立てばさらに経済的になる▽現在の推計正味価格を前提にした分析だが、特許無効判決でジェネリック製剤が参入した【出典】William S. Weintrub, et al., Cost-effectiveness of icosapent ethyl for high-risk patients with hypertriglyceridemia despite statin treatment, JAMA Network Open 2022年2月14日 2月に報告されたトリグリセリド(中性脂肪)の高い患者に対するイコサペント酸エチル療法の経済的評価は、標準スタチン剤療法に加えるとき、生涯9,000ドルの費用で0.50QALY(質調整生存年)延ばす。獲得QALYあたり1.8万ドルは高度に費用効果的、1日4.16ドルの正味推計費用の条件ばかりか、価格を譲歩せず、9.28ドルのリスト価格でも十分に価値を提供していると
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