Pharmacoeconomics ━療法の価値━
スタチン1次予防は絶対リスク減少を念頭に
第99回 費用効果的な対象拡大アプローチの模索
2022年5月1日号
▽スタチンは30年近い貢献を経てなお心血管疾患管理の要諦—効果的で安全な療法だ
▽ジェネリック・低費用化が定着したいま、1次予防の対象拡大にメリットがある
▽CVD10年リスク10%の閾値拡大でいいか、効果的な戦略は? スコットランドの模索だ
【出典】Ciarn N. Kohli-Lynch, et al., Beyond ten-years risk:A Cost effectiveness analysis of statins for the primary prevention of cardiovascular disease, Circulation online, 2022年3月7日
英国は心血管疾患(CVD)の負担が重い国だが、なかでもスコットランドは集中的な対応のメリットが大きい。柱になるスタチン1次予防療法の対象拡大が求められているが、先行したイングランド、ウェールズに倣って進めるのがいいか。
幸い、心筋梗塞、脳卒中を典型とするCVDイベントを経験していないが、高血圧、糖尿...
▽スタチンは30年近い貢献を経てなお心血管疾患管理の要諦—効果的で安全な療法だ
▽ジェネリック・低費用化が定着したいま、1次予防の対象拡大にメリットがある
▽CVD10年リスク10%の閾値拡大でいいか、効果的な戦略は? スコットランドの模索だ
【出典】Ciarn N. Kohli-Lynch, et al., Beyond ten-years risk:A Cost effectiveness analysis of statins for the primary prevention of cardiovascular disease, Circulation online, 2022年3月7日
英国は心血管疾患(CVD)の負担が重い国だが、なかでもスコットランドは集中的な対応のメリットが大きい。柱になるスタチン1次予防療法の対象拡大が求められているが、先行したイングランド、ウェールズに倣って進めるのがいいか。
幸い、心筋梗塞、脳卒中を典型とするCVDイベントを経験していないが、高血圧、糖尿病な
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