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医療を変える「訪問薬剤師」その意義

薬剤師未来予想図①「リフィルへの期待」

第9回

尾久田 佳明

2022年5月1日号

 22年4月1日に行われた診療報酬・調剤報酬改定で「リフィル処方箋」が新しく導入された。リフィル処方箋は、米国や英国、フランス、オーストラリアではすでに導入されている制度である。  一定の期間内であれば反復使用できるため、薬が必要なときに調剤薬局でリフィル処方箋を提出すれば、医師の診察を受けなくても薬をもらうことができる。  今回日本で新導入されたリフィル処方箋は、「処方できる種類やリフィル回数の制限」「受診回数が減ることによる健康被害の可能性」「病院・クリニック側の収益の低下」などのデメリットも示唆されており、どの程度普及していくかは未知数である。しかし、診療時間や医療費を大きく軽減できるようになるというメリットもあるため、国全体として今後さらに推し進めていくだろう(図1、2)。  周知の通...  22年4月1日に行われた診療報酬・調剤報酬改定で「リフィル処方箋」が新しく導入された。リフィル処方箋は、米国や英国、フランス、オーストラリアではすでに導入されている制度である。  一定の期間内であれば反復使用できるため、薬が必要なときに調剤薬局でリフィル処方箋を提出すれば、医師の診察を受けなくても薬をもらうことができる。  今回日本で新導入されたリフィル処方箋は、「処方できる種類やリフィル回数の制限」「受診回数が減ることによる健康被害の可能性」「病院・クリニック側の収益の低下」などのデメリットも示唆されており、どの程度普及していくかは未知数である。しかし、診療時間や医療費を大きく軽減できるようになるというメリットもあるため、国全体として今後さらに推し進めていくだろう(図1、2)。  周知の通りだ

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