医薬経済オンライン

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鳥集徹の口に苦い話〜媚びないジャーナリストの劇薬処方箋〜

マスクを外さない日本人 専門家の責任も重大だ

第158回

2022年5月15日号

    大型連休を前に、専門家やマスコミが示し合わせたように、「屋外でのマスクを外していいのではないか」と発信し始めた。例えば、4月29日のTBS系のニュースでは、次のような専門家のコメントを紹介していた。 「熱中症のリスク、あるいはコミュニケーションがとりにくくなるということもありますので、屋外で人との距離が十分にある場合、マスクを外すということが推奨されると思っております」(国立感染症研究所の脇田隆字所長) 「駅で皆ずらずらっと行くところでも、そんなに話している人がいるわけでもないし、(屋外なら)話している人がマスクをしているのなら周りの人は特段、本当は(マスクをする)必要はなかった」(国際医療福祉大学の和田耕治教授) 「ウィズコロナの状態でマスクを外す時期は日本において来ない」と発言し、批判を浴びた日本...     大型連休を前に、専門家やマスコミが示し合わせたように、「屋外でのマスクを外していいのではないか」と発信し始めた。例えば、4月29日のTBS系のニュースでは、次のような専門家のコメントを紹介していた。 「熱中症のリスク、あるいはコミュニケーションがとりにくくなるということもありますので、屋外で人との距離が十分にある場合、マスクを外すということが推奨されると思っております」(国立感染症研究所の脇田隆字所長) 「駅で皆ずらずらっと行くところでも、そんなに話している人がいるわけでもないし、(屋外なら)話している人がマスクをしているのなら周りの人は特段、本当は(マスクをする)必要はなかった」(国際医療福祉大学の和田耕治教授) 「ウィズコロナの状態でマスクを外す時期は日本において来ない」と発言し、批判を浴びた日本医

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