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大阪府の医師たちはリフィル処方に「全力抵抗」

できないように「打ち消し線」も指南

2022年5月15日号

 岸田文雄首相も、名指しで「使用促進に取り組む」と宣言したリフィル処方だが、そう易々とは現場に受け入れられなさそうだ。 「当院では、リフィル処方(処方箋の使いまわし)は患者さんの健康確保上の観点から行っておりません——院長」  開業医を主な会員とする大阪府保険医協会が、こんな院内掲示用のポスターを公開した。4月1日からのリフィル開始に先立ち、3月末の会員向け説明会で配布したほか、ホームページでも自由にダウンロードできるようにしてあり「印刷してご活用ください」と呼びかけている。  リフィル処方を「処方箋の使いまわし」と言い換えるセンスには「苦笑い」(大阪府薬剤師会幹部)との声も漏れるが、なぜこんなことになったのか。  海外で普及するリフィル処方の国内導入は、厚生労働省では「チーム医療」推...  岸田文雄首相も、名指しで「使用促進に取り組む」と宣言したリフィル処方だが、そう易々とは現場に受け入れられなさそうだ。 「当院では、リフィル処方(処方箋の使いまわし)は患者さんの健康確保上の観点から行っておりません——院長」  開業医を主な会員とする大阪府保険医協会が、こんな院内掲示用のポスターを公開した。4月1日からのリフィル開始に先立ち、3月末の会員向け説明会で配布したほか、ホームページでも自由にダウンロードできるようにしてあり「印刷してご活用ください」と呼びかけている。  リフィル処方を「処方箋の使いまわし」と言い換えるセンスには「苦笑い」(大阪府薬剤師会幹部)との声も漏れるが、なぜこんなことになったのか。  海外で普及するリフィル処方の国内導入は、厚生労働省では「チーム医療」推進の

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