医薬経済オンライン

医療・医薬業界をさまざまな視点・論点から示すメディア

苦境のダイコクに公取委が強烈な「お灸」

インバウンド霧散で売上げもアイドルも消えた

2022年5月15日号

強気の販売姿勢も公取委には平身低頭 「あそこならやりかねませんねぇ」なんていう声も上がっている。  4月19日、公正取引委員会がドラッグストア「ダイコク」に独占禁止法違反の疑いで立ち入り調査を行った。同社が納入業者に対して売れ残った在庫商品の返品を強要したことが独占禁止法に定める優越的地位の乱用に当たる、と判断したものである。  ダイコクといえば、「元気、激安、特売セール」を謳い文句に掲げ、急成長したドラッグストアだ。発祥地の大阪府を中心に北は北海道から南は沖縄まで店舗を広げ、とくに大阪市民なら知らない人はいないというほど有名。何しろ、10年ほど前、大正製薬の製品の納入原価を公表して、原価販売を行ったことで知られている。消費者は「リポビタンD」を安く買えると大喜びだったが、周辺のドラッグストアや薬店、コンビ... 強気の販売姿勢も公取委には平身低頭 「あそこならやりかねませんねぇ」なんていう声も上がっている。  4月19日、公正取引委員会がドラッグストア「ダイコク」に独占禁止法違反の疑いで立ち入り調査を行った。同社が納入業者に対して売れ残った在庫商品の返品を強要したことが独占禁止法に定める優越的地位の乱用に当たる、と判断したものである。  ダイコクといえば、「元気、激安、特売セール」を謳い文句に掲げ、急成長したドラッグストアだ。発祥地の大阪府を中心に北は北海道から南は沖縄まで店舗を広げ、とくに大阪市民なら知らない人はいないというほど有名。何しろ、10年ほど前、大正製薬の製品の納入原価を公表して、原価販売を行ったことで知られている。消費者は「リポビタンD」を安く買えると大喜びだったが、周辺のドラッグストアや薬店、コンビニ

有料会員限定

会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください

【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)

googleAdScence