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世界最多高齢国に外国人介護

2022年5月15日号

 日本は半世紀も前から「高齢化社会」に突入、いまや世界一「高齢者」の多い国に。20年後には65歳以上の高齢者がこれまでのピークとなり、介護職員が約69万人不足するという極めて深刻な状況が予測されている。 政府は賃金改善等諸対策を打っているが、効果は極めて限定的、いま、最も期待されているのが、外国人による介護職員の手だ。 ミャンマー、ネパール、ベトナム等アジア諸国が対象になっているが、狙いの中心はミャンマーである。ミャンマーの最低日給は、4800チャット(約300円)で、日本とは大きな経済格差が。出稼ぎに行きたいと考える若者が多く、治安のいい日本が最も人気があるといい、まさに相思相愛。 ミャンマー最大手の送り出し機関「ミャンマー・ユニティ」の顧問・北中彰氏は「お年寄りを敬う敬虔な仏教徒が多く介護職に向いている」と申し分ない。家族を呼んで、できるだけ長く...  日本は半世紀も前から「高齢化社会」に突入、いまや世界一「高齢者」の多い国に。20年後には65歳以上の高齢者がこれまでのピークとなり、介護職員が約69万人不足するという極めて深刻な状況が予測されている。 政府は賃金改善等諸対策を打っているが、効果は極めて限定的、いま、最も期待されているのが、外国人による介護職員の手だ。 ミャンマー、ネパール、ベトナム等アジア諸国が対象になっているが、狙いの中心はミャンマーである。ミャンマーの最低日給は、4800チャット(約300円)で、日本とは大きな経済格差が。出稼ぎに行きたいと考える若者が多く、治安のいい日本が最も人気があるといい、まさに相思相愛。 ミャンマー最大手の送り出し機関「ミャンマー・ユニティ」の顧問・北中彰氏は「お年寄りを敬う敬虔な仏教徒が多く介護職に向いている」と申し分ない。家族を呼んで、できるだけ長く日

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