医薬経済オンライン

医療・医薬業界をさまざまな視点・論点から示すメディア

米中に置き去りにされる「自称創薬国」日本

空洞化目前であまりに無策の自民党政権

2022年6月1日号

 これは、ある一家の日常生活の1コマを描いたものだ。 「午後2時。祖母の正子(74)は、フラワー教室。ウェアラブル端末機器を時計代わりに使っているが、このおかげで年齢を重ねても安心してどこへでも出掛けられる。突然倒れても、緊急医療ネットワークに自動的に通報される仕組みだ。  正子は10年前にアルツハイマー病(AD)を発症したが、昔と違って早期発見が可能となり、病気の進行を抑制する医療技術の進歩、副作用のない個人の体質に合ったAD改善薬の出現などで、いまでは普通の健康人と同様の生活が出来るようになっている」  どこか違和感を覚えないだろうか。こう続きが書かれている。 「聞くところによれば、大学発ベンチャーと大手製薬企業が共同研究をしていたADを完治させる薬の製品化に目途がついたらしい。その薬が世...  これは、ある一家の日常生活の1コマを描いたものだ。 「午後2時。祖母の正子(74)は、フラワー教室。ウェアラブル端末機器を時計代わりに使っているが、このおかげで年齢を重ねても安心してどこへでも出掛けられる。突然倒れても、緊急医療ネットワークに自動的に通報される仕組みだ。  正子は10年前にアルツハイマー病(AD)を発症したが、昔と違って早期発見が可能となり、病気の進行を抑制する医療技術の進歩、副作用のない個人の体質に合ったAD改善薬の出現などで、いまでは普通の健康人と同様の生活が出来るようになっている」  どこか違和感を覚えないだろうか。こう続きが書かれている。 「聞くところによれば、大学発ベンチャーと大手製薬企業が共同研究をしていたADを完治させる薬の製品化に目途がついたらしい。その薬が世に

有料会員限定

会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください

【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)

googleAdScence