医薬経済オンライン

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中堅製薬に肩並べる「太陽HD」の将来像

5年で急成長を遂げた背景は

2022年6月15日号

 6月に入り、あらゆる製品が値上がりしている。新型コロナウイルス感染症による供給網の混乱だけでなく、ロシアのウクライナ侵攻、電力不足といった複合的な要因が重なった。抗いようのない環境変化に市民は割を食うばかりだ。  製薬業界に目を転じると、一般社会と同様、格差は広がり、とくに中堅製薬会社では顕著だ。図は、主要な中堅製薬会社のここ5年間の売上げを表したものだが、一目瞭然だ。大型品「オプジーボ」を擁する小野薬品、米メルクの眼科資産を承継し、海外販路を得た参天製薬が集団を飛び出し、デュシェンヌ型筋ジストロフィー治療剤「ビルテプソ」の日米上市を果たした日本新薬がその後を追う。  大きく水を開けられてしまった各社は見てのとおり、売上高が横ばいになっている。当然ながら、新製品は投入しているものの、定期的な薬価引き下げ...  6月に入り、あらゆる製品が値上がりしている。新型コロナウイルス感染症による供給網の混乱だけでなく、ロシアのウクライナ侵攻、電力不足といった複合的な要因が重なった。抗いようのない環境変化に市民は割を食うばかりだ。  製薬業界に目を転じると、一般社会と同様、格差は広がり、とくに中堅製薬会社では顕著だ。図は、主要な中堅製薬会社のここ5年間の売上げを表したものだが、一目瞭然だ。大型品「オプジーボ」を擁する小野薬品、米メルクの眼科資産を承継し、海外販路を得た参天製薬が集団を飛び出し、デュシェンヌ型筋ジストロフィー治療剤「ビルテプソ」の日米上市を果たした日本新薬がその後を追う。  大きく水を開けられてしまった各社は見てのとおり、売上高が横ばいになっている。当然ながら、新製品は投入しているものの、定期的な薬価引き下げと

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